- ヘアカラー
プロが教える!ホームカラーの注意点3つ
こんにちは!髪質改善&トリートメントに特化した美容室『美髪クリニックCourbe』の水野です。
今回はホームカラーの注意点について解説していきます。
先日ホームカラーを月に1回されているお客様のダメージが酷く、縮毛矯正をお断りすることがありました。
ホームカラーはお家での空き時間にできて、便利なカラーではありますが、カラー剤は薬剤ですので、使い方を間違うと非常に危険です。
デザインやスタイリングに影響するだげではなく、地肌に炎症を引き起こしたり、肌荒れの原因にもなりますので、ホームカラーを使用されている方は参考にして頂きたいです!
ホームカラーの注意点3つ
①最適な塗布量と放置時間を守ろう
カラー剤の塗布量ですが、地肌に近い根元は体温が高く、一緒のカラー剤を使用しても、明るく染まってしまいます。
根元の塗布量を少なくする、時間差で最後に根元を塗布する、などの方法がオススメです。
カラー後に地肌の痒みや乾燥が出る方は、地肌ギリギリから塗布するようにしてください。
ホームカラーはどんな髪質の方でも、しっかり染まるように、強いパワーの薬剤を使用しているケースが多いです。
敏感肌の方、細毛で染まりやすい方、ダメージを気にされている方は、特に慎重に塗布してください。
放置時間ですが、ほとんどのカラー剤は20分〜25分で薬剤の浸透が終わり、その後放置し過ぎるとダメージが加速してしまいます。
色持ちや白髪の染まりなども変わりませんので、必ずメーカーの説明書に記載している放置時間は守るようにしましょう。
放置中にドラマを観るのは危険ですよ〜!笑
色持ちや白髪の染まりを良くしたいなら、少し暗めの薬剤を選んでください。
②カラー剤をしっかりと洗い流しましょう
美容室では仰向けでシャンプーしますが、お家ではうつ伏せでシャンプーするので、カラー剤が顔につかないように、素早くしっかり洗い流すことが大切になります。
自分でシャンプーすると、カラー剤を完全に洗い流せていないケースが多いので、特にシャンプー前のすすぎに時間をかけてください。
心配な場合は2回シャンプーすることをオススメします。
カラー剤の洗い流せていない炎症や痒みなどは、数日後に出ることもありますので、経過を観察しながら、炎症や痒みが続く場合は、美容師さんに相談するか、カラー剤の種類を変えた方がいいかもしれません。
アルカリカラー以外も、トリートメントカラー、ヘアマニキュア、ヘナ、ノンジアミンカラーなど効果効能が違うカラーが沢山ありますので、ご自身に合ったタイプを選ぶことが重要になります。
③ホームカラー後はトリートメントで保湿しましょう
カラー後はキューティクルが開き、髪が膨潤して、いつもより髪がダメージしている状態になります。
通常のトリートメントではない、週1、2回の使用でいい高補修タイプのトリートメントでヘアパックすることをオススメします。
またシャンプー、トリートメント後は、粗めのクシでブラッシングして、洗い流さないトリートメントを馴染ませた後、早めに乾かすようにしましょう。
濡れた状態で長時間放置するのは、色持ちに影響するだけでなく、ダメージやパサつきの原因になります。
最後に
以上になります!
基本的に美容室でのカラーするけど、時間がない時だけホームカラーをする方は、根元のみリタッチカラーをオススメします。
毛先のダメージを最小限に抑えて、次回の美容室でのカラーに影響が少ないので、好きな色味になりやすいです。
僕は美容師ですので、美容室でのカラーをオススメしますが、お忙しくて中々、美容室に行く時間を確保できない方は参考にして頂けると嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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